人間の脳の10%しか使っていないという話、よく耳にしますよね!でも、これは実は科学的には正しくない、いわゆる「都市伝説」なんです。
脳科学の研究によると、私たちは普段から脳のほとんど全ての部分を使っているんですよ。例えば、寝ている間でも脳は活発に活動していますし、何かを考えている時、体を動かしている時、さらには何もしていないように見える時でも、脳の様々な領域が連携して働いています。
この「10%説」が広まった背景には、いくつか理由があると言われています。
- 脳の機能の未解明さ: 昔は、脳のすべての機能が完全に解明されていたわけではなかったので、一部の機能しか使われていないのではないか、という推測が生まれやすかったのかもしれません。
- 潜在能力への期待: 「もっと脳を使えば、すごい能力が発揮できるのでは?」という人々の願望や期待が、この説を後押ししたとも考えられます。
でも、実際のところ、脳の特定の領域が損傷を受けると、その機能に大きな影響が出ることがわかっています。これは、脳のほとんどの部分が何らかの役割を持っている証拠と言えるでしょう。
もし、この「10%説」について、もっと詳しく知りたい部分や、他に気になる脳の話題があれば、ぜひ教えてくださいね!一緒に探求していくのは、とってもワクワクします!😊
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